洋琴庵

業者さんから依頼があり 呉市へ行ってきました。
新規のお客様です。ピアノは YAMAHA U3H



一週間前に引っ越して来たばかりとのこと。なるほど
むき出しの電気配線の傍らに 片付けの終わってない
物が平らに置かれている。

古い掃除機。
我が家にも今は使っていないが、これに負けないくらい
年期の入った掃除機があります(^―^)
　

掃除を終え、調律しているとカチカチと雑音が、、。
二つの原因。

• 先ず ダンパーヘッドのネジ受け

• そして ハンマーシャンクとバット

いずれも密着部が緩くなったのが原因です。
ダンパーヘッド４ヵ所。ハンマーシャンクとバット３ヵ所。
接着剤を流し込み密着。修理完了。

安芸高田市の古民家に鎮座するミキピアノ。
3日かかって本日完了です。
内部清掃、プチ塗装修理、ペダルピカピカ作戦、ハンマー整形、
アクションスティック修理、大調律・・色々実施しましたが
底板の写真をUPします。

昭和37年納品　最終調律 昭和41年
サービス調律券が2回分残ってる、、。
なんと、当時ミキピアノは サービス調律が6回も
付いていたんですね！




言わずと知れた事実ですが、中身はYAMAHAです。





底板が割れているので本体を寝かせて修理します。

一枚板が きれいに割れたようです。

4枚の鉄板で結合 固定。



3日間、たいへんお騒がせしました(=^_^=)

今朝は冷えましたね。
もうすっかり陽が出てるというのに、国道の温度計
表示が－4度。寒い。





東広島市のお客様宅。
「鍵盤が下がったままになっとるんよ」
「あ、折れてますね」





ちょいと時間がかかったが1時間オーバーで修理完了。
ご褒美に手作りチョコを御馳走になった。
金粉が かかっちょりますv(＠∀＠)v

• 広島安芸ロータリークラブの結城さん田畑さんたちと 9:30のフェリーで似島へ渡った。
  納品先の似島学園は 港からすぐの所にある。
  
  
  色々な事情が相俟って 親元を離れて生活している子どもたちの学園ということは
  知っていたが、訪問するのは初めて。
  
  
  
• 10:00 学園に着くと、職員の方々が迎えてくれた。挨拶だけで他に言葉を交わす
  暇もなく作業に取り掛かる。
  
  森本ケンタさん御一行と もろカブリで11:00までに調律を終えなければならない
  事情が発生した。まあ倉庫で ほぼ仕上げているので問題はない。
  
  ピアノお披露目のイベントは明日11月2日なのだが、先に森本ケンタさんたちが
  使うことになりそうだ。EPを持って来てると言ってたので どっちを使うか分から
  んがPAのおじさんが せっせとピアノにマイクを立て始めたので使うのでしょう(^^)
  
  
  

• 11:00に調律を終え 荷物をたたみ 職員の方々に帰りの挨拶をして田畑さんの車へ
  乗りこみ 港へ向かう。11:30のフェリーにぎりぎり間に合った。せわしなっかた。
  またゆっくり来てみたい。