午前11時に現着。
この年代のピアノは、サビとの戦いになる
ケースが多い。
このNo.20も ご多分に漏れず、よく錆びている。
1リットルの烏龍茶を床にトンと置いて作業に
取りかかる。
弦の裏側や交差している所など、芯線だけとっ
てみても、完全に錆を落とすのは難しい。
本当は、弦・チューニングピンを替えたいとこ
ろだが今回は錆を落とすだけ・・。
見えるところだけ きれいにする。
視覚的美観を重視することにした(すり減って
角部の木が見えてなかったっけ?)。
意味不明(~ ~)。
響板の埃を あらかた清掃。
ザラザラにこびり付いた汚れを古いニスごと
取り除きたいが、これも今回は断念。
外装磨きを始めると、間もなく時間切れ。
午後6時、「次は7月1日に参ります」と言って
小学校を後にした。