古いピアノ収集病感染から発病、そして、、
- 感染?
1980年、河合楽器サービスセンター 入社(徳島県に配属)。
新人の頃、先輩が請け負った古いグランドピアノの修理見積りに同行。
軽い衝撃を受けた記憶があるが、どうもその時に感染した模様。
- 潜伏期間
1986年2月、広島県に転勤。
ピアノが沢山売れる時代で多くの調律台数をこなしながら楽器販売も展開
していく黄金期に突入。販売は苦手でしたが・・。
徳島で見た古いグランドピアノのことは、記憶の片隅へ飛ばされていく。
- 独立開業
1990年ころから、毎日調律マシーンのように働くことに疑問を感じ始める。
もう少し のんびりとピアノに向き合いたいと思うようになる。
1994年、転勤辞令を拒み、記録的な猛暑と言われた夏のある日に独立開業。
- ジャズピアニスト河野康弘さんとの出会い。
1995年、知り合いのレスナーから「再生された1929年製のグランドピアノで
コンサートを予定しているが ペダルが壊れているので直してほしい」との依頼が
あり、設置場所の ひとは作業所へ行きました。そこで河野さんと出会いました。This is a normal list of HTML links to MP3 files, which jsAMP picks up and turns into a playlist.
- 発病
河野さんは 使われなくなった古いピアノを修理再生して公共施設等に寄贈する
活動をされていて、この時期から ぼちぼち修理依頼が入るようになり、次第に
ピアノ解体修理の面白さにハマっていきます。
やがて出先の修理作業に限界を感じ、ピアノを持ち帰ってじっくり作業できる
スペースが欲しい・・工房が欲しい・・と思うようになりました。
徳島のグランドピアノの衝撃から15年。 発病です。
- 洋琴庵
1996年、特に収入が増えた訳でもないのに住宅を購入。長~いローン生活が
始まる。理想の1階は修理工房兼コンサートホールで2~3階が住居・・・
には程遠い フツーの2階建て住宅の庭に、3坪の倉庫「洋琴庵」を建て、
ひっそりとピアノ修理を楽しみ始める。
- 洋琴庵 増設
2002年、倉庫が手狭になった為 8坪増設。これは家を買った時よりも嬉しかった。
しかしスペースが増えると同時に入ってくるピアノも増え、常に8~9台、多いとき
は14台と、作業場なのかピアノ置場なのか分からくなることも しばしば。
最近は一泊二日・二泊三日の出張修理ピアノ再生の旅に出かける事もあり、家庭を
顧みず また新たな領域に楽しみを広げようとしている。 つづく・・・
〒731-1526
広島県山県郡北広島町
大崎ピアノ研究所
調律師 大崎 幸造
TEL 090-3633-2812
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