ピアノ調律は,広島市はもとより,広島県内全域何処でもお伺いさせて頂いております。

洋琴庵は 広島県の山間にある小さな ピアノ工房です。古いピアノ,ネズミの住処になっていたピアノ,どんなピアノでも 修理再生します。

断線恐怖症

断線恐怖症

3月6日に島根県江津市から広島県庄原市西城町の
「さとやま交流館」へ嫁入りしたピアノの お披露目
会(披露宴?)、「くぬぎの森コンサート」に行っ
てきた。

29日に修理完了、念を入れて数回調律した。
でも ちょいと心配だったので「当日40分くらい
ササッと見直しの調律をします」と言ったのが
ウソになってしまった。


以下、長~い 言い訳の物語。

お昼前、神石高原町の「やまなみ文化ホール」にて
バス弦 断線修理。すぐに音が下がりますので、近い
うちにまた来ます。とお伝えして元気よくホールを出た。

山間の景色の良いところでお弁当を食べる。
ここまでは予定通りだった。

午後から 府中市の病院で調律。
ここのGP No.G3はバス弦が頻繁に切れる。
「バス弦がバスバス切れる・・」と誰かが言っていた
が正にそんな感じだ。

調律の度にどこかが切れるので、覚悟はしていた。
それでも なんとか こう 切れないように、、と息を
コロして、、、「Baぁ~ん!!!」と切れてガックリ。

ギャラリーが居たので、何でもないような顔をして
切れたバス弦をクルクルと巻いて鞄に入れた。
じっとガマン。ここまでは良いでしょう。

中音をやっていると 「Baぁ~ん!!」。
芯線は持っているので すぐに張ることが出来る。
が、本数が かさむと けっこうロスタイムになる。
切れるは 切れるは・・(焦)。

殆どルーズピンなので、サンドペーパーを巻いて
ピンホールへ入れ、チューニングピンを打ち込み回す。
病院ロビーでやる作業ではない(--)。
まぁ一通り切れるまで しょうがないか。

なんやかんやで時間がかかってしまい、さとやま交流館
に着いたら、開演直前だった。

言い訳 終わり。




河野さんと高虎さん
会場内は300人のお客さんで満員。

「三次から大型バスを走らすけぇねぇ」
柳生さん、冗談を言っているのだろうと思っていたら、
本当に大型バスが来ていた。

最初に河野さんのピアノソロ。
入れ替わって高虎さんの津軽三味線ソロ。

最後に 初対面 うち合わせ無し、ぶっつけ本番。
ピアノ・三味線のジャムセッション。
そんなに長い演奏ではなかったが、スリルがあって面白
かった。

先ずは お互い さぐり合い、、ピアノが誘い込む、、三味線
が仕掛ける、、ピアノが いなす、、三味線が退く、、ピアノ
が仕掛ける、、間隔が狭まり一瞬争い、、しだいに協調、、。
何回か廻った。

ジャズやってる人にとっては 当たり前なのでしょうが、七変化。
モードだけ決めておけば いくらでも展開出来る、すごい!。

今日は弦がバスバス切れる日だったので、もしや と心配した
けれど、ここで切れなくて 良かった良かった。

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